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  • posted by admin on 7月 11

    さて最近の大工職人の作業内容は大きく変わってきたなと良く思います。

    その理由のひとつには、構造用部材のプレカット化が進んだことが背景にあると思います。

    プレカットとは?柱、土台、桁、梁などの構造部材をコンピューターによる図面入力で加工指示をして、専用の大型器械で加工を行います。

    そうした建材の販売がほとんどになっています。

    以前までなら大工職人が作業場などの場所で、図板と呼ばれる板に書かれた伏図をもとにして、木材一本一本に墨で加工用の墨をつけていきます。

    この作業を墨付けト呼びます。熟練の大工でなければ正確に付けることが出来ない為、この墨付けを行う人によって完成精度画大きく変わると言われています。

    またこの墨によって加工を行うので加工する職人の加工精度も重要です。

    つまり熟練した腕の良い大工に依頼するのかどうかによって、骨組みとなる構造用部材の精度が大きく変わっているということになります。

    しかしプレカットの場合は機会による加工で非常に精度が高く一棟一棟のズレも少ないのです。

    作業スピードも通常の家であれば大工の手作業に比べるとかなり短縮されました。
    こうした機械の導入により、作業の短縮、精度の向上、安全性の向上など様々な点で向上したと言う事になります。

    しかし一方で大工職人の、加工技術や墨付けの技術は衰退する一方で現在では棟梁とは言っても、墨付けが完璧に出来ない大工職人もいるようです。

    これは時代の移り変わりで必要のないものになりつつあると言う事になってしまうのでしょうか?

    伝統技術なのでこれからもぜひ残していってほしいなと思います。

    私の知り合いの新潟の新築注文住宅会社の社長さんも元は大工上がりなので、

    なんとか大工の技術や知識を残しつついい家づくりをしていきたいと考えているそうです。